自律神経失調症にきく漢方薬がある?その種類と効果を徹底解説!

自律神経失調症になると、体のあちこちに不調が現れたり、情緒が不安定になったり気持ちが沈みがちになったりします

病院で薬が処方されることもありますが、薬を飲むことに抵抗がある人には漢方薬がおすすめです。現代医学の薬の補助として、漢方薬を同時に処方してくれる病院もあります。

体の調子が悪いときは?五苓散で水分代謝をよくする!

五苓散(ごれいさん)は、体内の水の循環をよくする漢方薬です。その作用によって、自律神経失調症の次のような身体症状を改善する効果があります。

  • 吐き気
  • 腹痛
  • 下痢
  • むくみ
  • 頭痛
  • 暑気あたり

内臓の不調やむくみを改善!

体内の不要な水分を排出し、水分代謝をよくする効果があります。これによって、自律神経失調症に見られる内臓の不調やむくみを改善します。口が乾いて頻繁に水が飲みたくなるけれど、胃に水がたまっているような気がして体調がすぐれないという人にもおすすめです。

憂うつな気分がなおらないときは?半夏厚朴湯が効果的!

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)は、体内の気の流れを改善する効果があります。不安や抑うつ症状をはじめ、自律神経失調症の次のような症状を改善します。

  • 不安感や緊張感
  • イライラ
  • 抑うつ
  • 不眠
  • 胃腸の不調
  • のどの違和感
  • 動悸
  • めまい

原因不明ののどの違和感は?

のどの違和感は、まるで梅の種がのどにつまっているような感じがすることから、漢方の世界では古くから梅核気と呼ばれている症状です。西洋医学ではヒステリー球や神経性咽喉頭部狭窄症と呼ばれています。検査をしても異常が発見されない場合は、自律神経失調症などの精神的な病気が疑われます。半夏厚朴湯には、こうしたのどの違和感にも効果があります。

イライラ感がおさまらないときは?柴胡加竜骨牡蛎湯がきく!

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)には、柴胡(サイコ)や竜骨(リュウコツ)など、10から11種類の生薬が配合されています。神経の高ぶりを抑える効果があるため、怒りがコントロールできないときにおすすめの漢方薬です。

具体的には次のような症状を改善する効果があります。

  • イライラ
  • 抑うつ
  • 不眠
  • 動悸
  • 多汗
  • 胸部の圧迫感
  • 性機能低下

虚弱体質ではなく、比較的体力のある人に向いている漢方薬です。

体力がない人にはこれがおすすめ!

体力が中程度以下で虚弱体質の人は、イライラするときは加味逍遥散(かみしょうようさん)が効果があります。せっかちで気持ちの変動が大きい人に向いています。
次のような症状の改善に効果があります。

  • イライラ
  • 不安感
  • 肩こり
  • 目の疲れ
  • 疲労
  • 便秘

桂枝加竜骨牡蠣湯もイライラにきく!

また、桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)も同様にイライラした気分を鎮め、体力がない人に向いている漢方薬です。次のような症状を改善します。

  • イライラ
  • 不安
  • 抑うつ
  • 不眠
  • 目の疲れ
  • 脱毛症
  • 疲労感
  • 性機能低下

更年期障害にも効果あり!

更年期障害やPMS(月経前症候群)では、自律神経失調症と似たような不定愁訴や抑うつ気分が症状として現れることがあります。そのため、こうした病気に対しても加味逍遥散と桂枝加竜骨牡蠣湯は比較的よく使われる漢方薬です。

夜眠れないときは?酸棗仁湯がきく!

酸棗仁湯(さんそうにんとう)は、漢方の睡眠薬とも呼ばれています。肉体の疲労や精神の消耗が原因で眠れなくなったときに効果を発揮します。寝汗をかいたり、口が乾燥している人にも向いています。

酸棗仁湯は、具体的には次のような症状を改善する効果があります。

  • 不眠
  • 不安
  • 抑うつ
  • 貧血
  • 胃腸の不調

酸棗仁(さんそうにん)、知母(ちも)、川きゅう(せんきゅう)、茯苓(ぶくりょう)、甘草(かんぞう)という5種類の生薬が配合されています。

不眠と抑うつの両方あったら?

加味帰脾湯(かみきひとう)は、酸棗仁湯とほぼ同じ配合の漢方薬です。ただし、酸棗仁湯は加味帰脾湯と比べて、生薬のひとつである酸棗仁の配合量が少ないのが特徴です。

不眠と同時に、不安や抑うつ気分などの精神症状がより重い人に向いている漢方です。漢方で言うところの血(けつ)を増やす働きがあり、体内の血の循環をよくし、不眠をはじめ次のような精神症状の改善に効果があります。

  • 不眠
  • 不安
  • 抑うつ
  • めまいや耳鳴り

血のバランスを整える!

血には、気が高ぶることによって生じる熱を鎮める働きがありますが、血が足りていないことによって、気が鎮まらず不眠などの症状を招きます。加味帰脾湯はこうした血のバランスを整える作用があります。

漢方薬の購入方法は?処方箋を書いてくれる病院もある!

漢方薬は漢方薬局で購入できます。種類が豊富にそろっており、一人ひとりの症状や体質に合わせた調合をおこないますが、保険適用外であることが多く、高額になりがちなのが難点です。

病院や薬局でも購入できる!

近年は通常の病院でも漢方薬の処方してくれるところが増え、医師の処方により、保険適用で安く購入することができます。漢方に興味がある人は一度相談してみることをおすすめします。

また、通常の薬局であっても漢方薬を購入することができます。医療用漢方薬と比較して、市販の漢方薬は分量および成分がやや抑えられています。また、漢方薬でもまれに副作用が出ることがあるため、医師や薬剤師と相談のうえ服用することが望ましいです。

自律神経失調症のさまざま症状に効く漢方薬があります

自律神経失調症に見られるさまざまな体の不調に効果的な漢方薬に、五苓散などがあります。半夏厚朴湯は自律神経失調症からくる抑うつ状態に効果があります。柴胡加竜骨牡蛎湯、加味逍遥散、桂枝加竜骨牡蠣湯はイライラした気分を鎮める作用があります。酸棗仁湯と加味帰脾湯は、不眠を改善する作用がある漢方薬です。

漢方薬局では一人ひとりに合わせた漢方を調合してくれますが、高価になりがちです。病院では保険適用で漢方薬を安く購入できます。通常の薬局でも購入できますが、分量や配合されている成分はやや少なめです。医師や薬剤師に相談のうえ購入することをおすすめします

自律神経失調症の辛さから解放されたいあなたへ

石丸式 東洋医学による自律神経失調症改善法

「なかなか自律神経失調症が治らない…」「薬を飲んでも効果が感じられない…」そんなあなたでも簡単に自律神経失調症を改善する方法が東洋医学にはあります。これは自律神経失調症で悩んでいる人が、自宅で一人で簡単にできる自律神経失調症改善法です。この改善法を1日数分続けるだけで、2か月後には根本の原因から改善し、正常で健康的な体を手に入れられるというのです。間違った方法を続けていても、効果はないばかりか様々な症状に繋がる恐れもあるので、きちんと正しい方法で自律神経失調症を改善していきましょう。

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